福田英治 STUDY DIARY 4月号

4月1日(金)
厚労省は医学部定員を現状維持した場合、2040年に医師過剰になると推計結果を明らかにしました。人口減少によって、必要な医師数も減っていくためということです。16年度の全国の医学部定員は9262人でした。現在は医師不足が続いているため、医学部定員は年々増加し続けています。定員削減をいつ始めるかは、国家戦略として重要な判断になるでしょう。

昨夜、古舘伊知郎さんが報道ステーションを降板しました。「死んでまた再生します」と12年間を締めくくりました。これがどんな真意を含んでいるのかマスコミの友達とも長々と話しました。それなりの憶測はできましたが、事実はわからないので私の腹の中にしまっておきます(^^;;

平成28年度の授業が本日よりスタートしました。新学年として新たな気持ちで、今年もしっかり頑張りましょう。春休み中のせいか、まだスタートという雰囲気になっていない人もいるみたいですが、今日から全クラス新単元に入っていますよ(^_^)スタートダッシュに付いてきて下さいc

 

4月2日(土)

全国至る所で桜が満開し、花見を楽しんでいらっしゃる方も多いみたいですね。グリーンビル4Fから佐世保川沿いの総合医療センター横の桜並木も華麗なものです。うちの窓ガラスが汚いのが玉に瑕でちょっと残念です。来週、窓ふきをしようと決意しました(*^_^*)

今日は七田チャイルドアカデミーの福田先生と、うちの講師でもあり松瀬塾の塾長の松瀬先生と教育全般について長時間に渡り語り合いました。幼児教育における親のあり方を熱弁される福田先生のご見解は大変勉強になりました。私達は幼児教育に直接かかわるわけではないので、幼児教育があまり順調にいかなかった場合のリベンジ策を研究しなければならないと肝に銘じました。

握手一つで阿吽の呼吸がうまれることがあります。そのことからお互いが向上するような関係が出来、成長できる場合もたくさんあります。そのような業務提携には推進派であると自分自身思っています。人間同士のつながりが色々な可能性を広げてくれます。今日もまた一つ絆が出来たような気がします。

 

4月3日(日)

カリフォルニア工科大学の大栗博司教授が新入生をはじめ、若い人たちへのメッセージを新聞に寄稿なさっていました。その中で、「今後10年の間に多くの職業が様変わりする。消えてしまう職業もあれば、新しいチャンスも生まれる。理系と文系の境界も引き直される。今『役に立つ』と思っていることは、10年後には役に立たないかもしれない」と述べられています。

まさに私が常々思っていることで興味深く読みました。更には、このような変革の時に、幅広い勉強をしておくことは、人生の選択肢を広げることにもなるとも述べられています。宇宙の成り立ちの謎に挑む研究の最先端で活躍される大栗先生が、小学校の時には算数があまり好きではなかったけど、中学で考える快感がわかって数学が楽しくなったということです。

今、何の役にも立たないと思っているものでも、きちんと学んでいればいつの日にかきっと役に立ちます。英語、数学だけではありません。国語も理科も社会も家庭科も保健も技術もすべてです。入試に関係ないからとか狭い発想ではなく、もっと先を見る発想で日々の学習に励んで下さい。

 

4月4日(月)

文科省が英語力に地域差があることを発表しました。全国の高3生で英検準2級程度以上の生徒は34.3%だそうです。群馬県は49.4%、千葉県は45.5%、福井県は42.5%と半数近くの生徒が該当しています。それに対して長崎県は34.5%と少し恥ずかしい結果となっています。

このような数字を見ると、指導者の力量が大きく影響するのだと改めて感じさせられます。高校英語で英検準一級相当の力がある教員は、福井県で86.6%、石川県81.0%、香川県80.0%にも上るのです。この上位の県は生徒の英語学力も上位にあります。長崎県はというと61.1%です。これは明らかな相関関係があると言い切ってもいいのではないでしょうか。

英語教育に限ったことではありません。私達みたいな塾も真摯に受け止めなければならないと思います。うちの教室も頑張らなければなりませんし、他塾も頑張らなければなりません。春休みにびっくりしたのが、うちの今年の卒業生(正確には3月いっぱいは高校生)が他塾で教えているというではありませんか(>_<)(>_<)それも私立中学受験の大手塾です。更には先生の顔写真付きでチラシを出している塾の先生は、県立大や国際大や高専の学生ということです。そんな塾とは競争する気にもなれません。佐世保の学力アップのために、うちの教室もさらに真摯に頑張りますので、他塾にももう少しモラルを持ってほしいと思っています。

 

4月5日(火)

大学新卒就職人気企業ランキングなるものが例年通り発表されています。1位は電通、2位はANA、3位は伊藤忠商事とわかるように広告代理店、航空、商社が上位に位置しています。教え子たちも会社訪問、説明会と日々足を運んでいるみたいです。就活に関しては様々な意見がありますが、私は非常に有益な時間だと思っています。

 

4月6日(水)
選挙投票日に駅や商業施設などに投票所を設けられるようにした改正公選法が成立したのは記憶に新しいと思います。しかし、長崎県内の21市町村の選管は現状では設置する予定がないとのことです。県選管は利便性向上のため、積極的に各自治体に検討して欲しいと言っていますが、各自治体は腰が思いですね〜。

役所絡みの機関は、今までやってきたことへの変革と利便性向上への行動が、ここまで苦手なんでしょうね(^^;;少なくとも中核市と新たな出発をした市には変わって欲しいと思います(^_^)

今日の長崎新聞JAMに頭の体操を1問載せています(^_^)良かったら考えてみて下さい!‼︎毎月1回オリジナルの頭の体操を掲載します。今回は私が作問しましたが、来月からはスタッフが当番制で作成します。実はこれも職員研修なのです(^_^)つまらない問題だったら、厳しい意見をお待ちしています(^_^)

 

4月7日(木)
週末の雨で桜の話題もそろそろ終わろうかとしています。私達が話題にしてきたのはほとんどがソメイヨシノのことでした。「チェリー・イングラム-日本の桜を救ったイギリス人」という本を読むと、少し桜の見方が変わります。多種多様な品種をもつ桜に恋をし、近代化と商業主義の波に絶滅する品種を、かの地で育てたイングラムという方のノンフィクションです。

彼は富士吉田で新種を発見し、浅野内匠頭にちなみ「アサノ」と命名し、「この桜をどうしたらイギリスへもっていくことができるだろうか」と、まずはかない命を守り育てることを思ったそうです。私達が忘れかけている心をイギリス人から教えてもらったような気分になりました。

明日、お釈迦様の生誕日に新生「フクダスタディーSASEBO」がスタートします。本日、棚卸しも終わり、個人事業としてのケジメをつけました。法人化することにより、拡大し商業主義に走るのではなく、今までよりもきめ細かな中身の充実と研修へ力を入れることが最大の目的です。もう一度初心に立ち返って精進致しますので、今まで同様宜しくお願いしますm(._.)m

 

4月8日(金)

東京にいます。今日からこのdiaryに写真をアップすることへもチャレンジします。富永先生が入社してから、ホームページもバージョンアップし、色々なことができそうです(*^_^*)早速アップしてみます(*^_^*)下の写真は、東京理科大学とその前に広がる外堀の夜桜です。JRの飯田橋駅西口から撮った写真ですが、近くには法政大学や日本歯科大学や専修大学や日本大学経済学部や中央大学など高層ビルの大学があります。東京ドームも近いですよ(*^_^*)
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4月9日(土)
池袋のサンシャインシティの59階から都内を見渡すと、10年くらい前の街並みからもだいぶ変わっています(^_^)私が住んでいた30年前とはかなりの異風景です。今日は護国寺を眼下に、東京ドームを彼方にした光景を写メってみました。まだまだビルが増え続けるのでしょうねか?人口減少の中、都会のビルが増え続けるということは田舎の過疎化が進むことを表しているのでしょうか?

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4月10日(日)
東京で行動をしていると、すぐに、いつものごとく東京に住んでいるような気分になります。街並みに馴染むというより、友だちと会って話していると、いつの間にかタイムスリップするからなのでしょうかね〜。今日も1日歩きました。東京にいると佐世保でゴルフをしている時よりも歩いている感覚です。

私達より一世代上の方々は、天気の話のあと決まったように体調の話をされているのをよく耳にします。しかし、私と同世代も検査でどこが引っかかったとかいう話が頻繁になってきました。先月も友人が癌の手術をしました。今日会った友達も不整脈が出てきて、高血圧の薬も飲んでいるというではありませんか!

だんだんと健康体から遠くなるからこそ、人間の最期に少なからず近づいているからこそ、今のことに精進できるのかもしれません。今日も昼から夜遅くまで小論文について議論を重ねました。少しのアルコールは入りましたが、昔みたいにそれ以上というのがなくなりました。歳だなあ〜と思うとなんかネガティヴシンキングみたいなので、明日からもやっぱり38歳ということにしておきます(*^_^*)

 

4月11日(月)

帰佐すると、相変わらずたくさんの仕事が山積みです。これも幸せだと感じつつ、高2生の物理・化学に気合いを入れているのですが、眠そうな人たちがちょっと多いみたいです。(>_<)両科目とも予習の段階なので、授業に休んだり、授業中に眠ったりしている人はかなり厳しくなります。授業を集中して受講出来ていない人は、次回の授業までに進んだ範囲までをPC学習で補って下さい。

 

月12日(火)

セブン&アイ・ホールディングスが人事を巡って混乱が生じてしまいました。派閥の恐ろしさを物語っています。鈴木会長の経営戦略には学ぶことが多かったのに、業績悪化していない状況で、なぜ今、井阪社長兼最高執行者の退任案を取締役会に提案しなければならなかったのでしょう。素人目から見ると、理解できないことが多すぎます。

私が就活をしていた頃、セブンイレブンはまだまだ発展途上で、どちらかと言えば親会社のイトーヨーカ堂の方に人気がありました。当時、九州には福岡と佐賀にしかセブンイレブンがなかったように記憶しています。その中で、私の就活第一志望がセブンイレブンだったのです(*^_^*)志望理由は数点あるのですが、コンビニエンスストアは絶対に今後の小売業を担うと確信していたからです。

しかし、面接試験で落ちてしまいました。落ちた理由は面接官に聞かないとわかりませんが、この歳になって振り返ると何となくわかるような気もします。マナー、TPOをつかめていなく、小売業に対する認識が浅すぎたと思えます。万が一、あの就職試験を乗り越え、順調に出世していたら、今頃この派閥争いの渦の中にいたかもしれません。人生には、たら、ればがあるわけないのですが、就職できていたとしても、組織の中では長年勤まっていなかったでしょうね(^^;

 

4月13日(水)

タックスヘイブンを経由する金融取引の一端をあぶり出した「パナマ文書」の余波がさらに広がっているみたいです。文書が暴いた巨額投資疑惑で、グイロイグソン首相が辞任に追い込まれたアイスランドに続き、激震に見舞われているのが英国です。キャメロン首相はのらりくらりと追求をかわしていましたが、過去に投資で利益を上げたことを認め、批判の矢面に立たされています。

パナマ文書はこのように世界のトップクラスや大富豪だけに関係があることだと思っていましたが、なんと友人が載っているではありませんか。馬主にもなっている友人なのであり得ることですが、びっくり仰天です((+_+))大学院でMBAを取得した奴はやっぱり違うんだなと感じるのが精一杯です。

経済的にどのレベルまで到達したいかは、その人の考え方ですが、私は日常にやりがいをもって、生活に困らないほどほどの金銭があればいいと思っています。老後の資金も蓄えなければならないかもしれませんが、現段階ではそこまで頭が回っていません。ただ、お金に振り回されて生きていくのは嫌ですよね。

 

4月14日(木)
授業中に地震が起こりました。佐世保ではほとんど経験することがない地震ですので、対応に戸惑いながらもみんなが机の下にもぐり、何事もなかったことに安堵しています。これを受け、授業終了後にスタッフで避難のあり方を検討しました。明日から授業の始めに万が一に備えて、避難経路などを徹底したいと思います。

熊本の被害は大きいみたいですね。被害にあわれた方にお見舞い申しあげます。しかし、これだけの地震ですので、しばらくは余震が続くはずです。震源に近い方は色々な不安もあられるでしょうが、まずは避難所などで過ごされた方がいいように思えます。

 

4月15日(金)
大卒対象とした企業の採用活動が早くも山場を迎えようとしているとのことです。経団連の指針では、解禁が6月だったはずです。しかし、3月から5月に面接を始める企業が7割に達していて、さらにはこの時期に内定を出すとした企業が5割にもなるのです。

ある指針を出したのなら、それをどの企業も守らなければならないのではないでしょうか。明らかに経団連が出した指針のスケジュールよりも早まっています。人材確保に向けた競争が激しさを増しているのです。学生にとっては、慌ただしい就活になっているのは間違いありません。

地震が早くおさまって欲しいですね。皆さんも気をつけて下さい。倒れそうな棚などはしっかり留めて防災して下さい。避難の必要を感じたら、何も落下して来ないような場所へ逃げて下さいね‼︎

 

4月16日(土)
熊本地震は本当に悲痛ですね。M7.3と阪神淡路大地震と同規模ということは、熊本における被害も甚大なものだと思われ、心苦しく不安でなりません。1日も早く余震が収束し、行方不明者の早急な発見と、被害がこれ以上拡散しないことを願いつつ、被害に遭われた方に衷心よりお見舞い申し上げます。

夜中のアラートにはビックリしますね。午前1時半前に起こった大地震の警報には本当に驚きました。しかし、朝方のアラートはなんだったのでしょう⁇防災佐世保はやはり使用法を検討しなければならないと思います。お昼の音楽を含め、熱中症や交通事故多発の注意にも普段から使用する必要があるのでしょうか?緊急時において、住民の意識がまたかと思われる事柄はすべて廃止すべきではないかと私は感じています。

以前から交流がある16人のメンバーで、後輩の社長就任をお祝いしました。ほとんどが支社長や社長の仲間ですが、社長という仕事は表向きのステータスよりも遥かに激務が待っています。長崎県の社長の平均年齢は60歳です。今回社長に就任した後輩を含め、私達若い部類に入る社長が、社会貢献と社業発展の両輪を常に考え、更に更に働き続けなければならないと意を新たにしました。

 

4月17日(日)
今日は、大学の講義とレポートを書くことに集中しています。1日15時間学習の受験生みたいな生活です。気分転換も兼ねて夕飯時にテンボスのやすらぎの湯へ行った時間以外は、自宅の書斎へ籠っています。

テレビもつけず、新聞も読まず、ネットも見ないで社会から隔離しています。今日は、心理学概論、行動療法、発達心理学、行動分析学の講義をまとめて視聴し、レポートを書きました。こんな状況になったかというと、月曜日から金曜日までほとんど勉強しなかっただけなのです。自業自得という事ですね〜。

認知行動理論については、2冊の本を読みながら一本の論文に対して、他の方の知見に対しメールでディスカッションしました。認知の歪み理論がネガティヴな自動思考や注意を切り替える能力にどのような影響を与えているかをひたすら討論しているのです(^^;;とうとう月曜日午前5時を迎えてしまいました。しばらく休みますm(._.)m

 

4月18日(月)

74年前の今日、日本本土が初空襲を受けました。米空母から発進した16機のB25爆撃機が東京、名古屋などを空襲し、約50人が亡くなりました。日本側の衝撃は大きく、米機動隊攻撃を狙ったミッドウェー作戦へ進んでいったのです。

今日、在日海兵隊のオスプレイが熊本地震の被害拡大を受け、被災地で救援物資の輸送支援に当たりました。日本国内の災害支援でオスプレイが出動するのは初めてです。確かにありがたいことです。平成30年までに陸上自衛隊もオスプレイを17機導入する方針で、これを後押ししたのは間違いないでしょうね。

明日、小学校6年生と中学3年生は全国学力・学習状況調査があります。国語、数学(算数)に関する試験といっても過言ではありません。普段の学習の成果を試験形式の中でしっかり発揮して下さい。そのことが後々の入学検査でも発揮できることにつながります(*^_^*)

 

4月19日(火)
NHKで「団塊世代の老後破産」という番組を見ました。高度経済成長の中で一生懸命働き続けて高収入を得てきたはずの世代がなぜ破産なのかと不思議に思っていました。しかし、バブル崩壊後にリストラにあった方々や親世代と子世代の両方の面倒を見なければならない方々がたくさんいらっしゃるのです。まさに、格差が大きい世代の代表格なのかもしれません。

高校卒業後、集団就職で都会へ出向き、経済成長とともに年収1000万になった時期があるような方々です。本当に人生のあり方を考えさせられます。共通点を見出すとすると、自営業で破産した人以外は、学歴水準が低い人が多いのです。良くて高卒までで、その先の専門学校や大学などへ進まれていません。

貧困の連鎖という言葉があります。一般的には、この連鎖を断ち切るためには高度な教育しかありません。中には学歴もなく、大成功をおさめている人もいます。そして、その人達はクローズアップされる傾向にあります。しかし、その数は少なく、特殊な才能と想像以上の努力をされた方々だと思います。

 

4月20日(水)
全国学力テストの問題をすべて解答してみました。設問へ取りかかりやすいように、工夫を凝らしているのは伝わってきます。しかし、もっと大事にしなければならない数学の論理性や基本的な文章表現力を問うてもいいのではないだろうかと思いました。

全国で同一の問題に取り組んでいるわけですので、データ解析によって、地域間格差や教科指導のあり方などの有効な指針が見出せる可能性も高いと思います。しかし、全国学力テストへ向けてとも思われるような小学5年生と中学2年生対象に行う県独自の学力テストは必要なのでしょうか?さらには、佐世保市などは市独自の学力テストを予定していますが、本当に必要なのでしょうか⁇そして学校はテストのために1週間くらい準備演習をやるのでしょう。ややもすれば、英検対策をやっている塾などで起こっている現象が出るかもしれません。パターン学習で英検の級は取ったけど、英語力は全然つかず、入試などで点数が取れないというようなことです。学力テストの点数は出たけど、中身はあまり理解してなく、最終的には上位学年の学習が理解できないという生徒が増えそうでなりません。

行政はテストをすれば学力が上がるくらいに勘違いしているのではないかと疑いたくなります。地域の順位を上げるために、テストのためのテストをやる姿勢には疑問だらけです。学校現場において、もっと必要なことがたくさんあるはずです。

 

4月21日(木)
2015年に佐世保税関支署で取り扱った船舶の輸出総額は1686億円で税関官署別でトップだったということです。円安による受注回復もあって、前年比29%増ということですので、明るい話題ですね\(^o^)/これが佐世保の景気回復につながればと期待します(^_^)

生命保険各社は年金や学資などの貯蓄型の商品の保険料を来年4月に引き上げることを検討しています。少し引き上げになっても、私は学資保険は組んでおくべきだと思っています。子供が大学に行くときに、お金がないからというのは酷です。

しかし、親が子供にお金がないからこうしかならないという言い方で物事を片付けることが大嫌いです。そういう風に育てられた子は、ここという場面で度量の狭さを出してしまいます。お金の話に到達する前の本質的な話で子供達とは協議しなければならないではないでしょうか?本当にお金が無くて、それをいかにもあるように振る舞うのも問題はありますが(^^;;

 

4月22日(金)
いよいよ明日から小論文講座がスタートします。他の授業が他塾と差別化出来ていないとは全く思っていませんが、私が知る限り、特に小論文講座はフクダスタディーだけでしか出来ないこと満載です。私の講座内容全てを記した書籍もありませんし、受験と実務文章にここまで精通した添削員もいません‼️

そういう事情もあって、講座ではテキストも使いませんし、プリントも配布しません。口頭での講義と板書ですべてを進めさせてもらいます。集中してノートをとりながら受講して下さい。明治時代に戻ったような原始的なやり方ですが、そのような集中力もときには必要だと判断しています。

どの学年の人もやっと新しい学年に馴染んできたようですね(*^_^*)自習室やプリントの学年記名において、間違いがなくなりました。あとは廊下はサンダルか靴で、教室、自習室はスリッパでを完全に実行できれば、立派に進級したと言えるでしょう(*^_^*)

 

4月23日(土)

熊本は余震が大変ですね。熊本の方々が大変な時期に他の地区で行われるイベントをどうすべきかという議論が様々な場所で行われています。すごく難しい問題だと思います。しかし、私は基本的には予定通り開催した方がいいのではないかと考えます。

不謹慎だとおっしゃる方もいます。ボランティアで現地に入ることが出来るならまだしも、そこまでの時間を取ることが出来ない人にとっては、何が支援できるかというとお金とお見舞いの気持ちしかありません。イベントを行うことにより個人では義援金を出さなかった人もそのイベント全体でのチャリティーに参加することは出来ます。

全国のあらゆる人々がふさぎ込んだのでは、日本の経済も落ち込んでしまいます。そうなると震災の復興資金までがショートしてしまいます。経済の活性化にはみんなの元気も必要です。震災に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。早く余震が治まることと一日も早く復興される事をお祈りします。私も会議やイベントに参加するたびにわずかではありますが、必ず義援金を出させていただくことにしています。

 

4月24日(日)

世界でいちばん貧しい大統領の愛称で知られ、初来日されたウルグアイの前大統領のホセ・ムヒカさんの講演記事を読みました。人間社会の本質を突いたような発言が、世界で受け入れられているのでしょうね。私達が生きていることが奇跡であり、人間は色々な出会いがありチャンスがあるから大義のために生きるという趣旨の下に、若者へ熱く語られたということです。

講演内容を細かく見てみると素晴らしいことをおっしゃっています。また、言行一致した行動をとられてきた方だからこそ説得力があるのでしょう。最大の貧困とは孤独であるともおっしゃっています。人間は完璧な存在ではない、民主主義も完全ではない、何が重要なのかを自分の頭で考えることが重要だと述べられています。

話が大きすぎてピンと来ない部分もあるかもしれませんが、このようなバックボーンで浪費社会を軍事的思考を否定なさるのだと伝わってきます。最大の貧困が孤独であるのだから、そういう風にならないような生き方をしなければならないし、貧困の状態にある他者がいたら手をさし伸ばさなければならないとおっしゃりたいのではないかと私の中で解釈しました。

 

4月25日(月)

東京五輪のエンブレムがやっと決まりましたね(*^_^*)今回はいちゃもんがつかず、みんなから親しまれるといいですね。会議での日時決めと同じで、こちらがいいと言うとあちらがいいと言う人も必ずいますので、決まったからにはみんなのシンボルとして東京五輪を盛り上げたいですね。

しかし、日本の復興力は本物になってきました。熊本ではまだ余震が続く中、避難所生活を余儀なくされる方がたくさんいらっしゃる状態でも、交通機関は早い回復を達成できそうです。行き来が可能になれば、もっと復興もスピードアップ出来るのではないでしょうか。しかし、被災された方々の生活と心のケアをみんなで支えなければならないでしょう。

今回の地震で佐世保市周辺に避難されている方で、お子様の勉強が心配な方はお気軽に当教室へお見え下さい。出来る限りの支援をさせて頂きます。もちろん、授業料などは免除に近い形をとります。知り合いの熊本の塾も塾生以外も受け入れる体制を作ると言っています。私も佐世保で授業がない日は熊本へ駆けつけ手伝おうかと考えているところです。

 

4月26日(火)
日々、発達心理学や認知行動療法などの臨床心理学系を学んでいるにも関わらず、自分自身の分析、対処法は難しいと痛感します。なぜか今日は一日中イライラしてしようがありませんでした。その原因を考えると、自分の理想と現実とのギャップなのかとも思いました。

私は潜在的に佐世保を大好きなのです。だから、佐世保の教育水準を少しでもアップしたいと思っています。ところが現実はやっぱり、やっぱりなと思うような事象が次から次へと現れてくるのです。色々な業者レベルがあまりにも低い!これでプロと言えるの⁇と思うようなことに頻繁に遭遇します。

私の遭遇する業者がたまたまなのかもしれません。素晴らしい業者があることもわかっています。しかし、知恵、誠意がない業者も多いのではないでしょうか。今日も遭遇しました。そうすると、ついつい自分の教室を執拗にチェックしなければと思います。その中でやはり何かが発生します。すると、やはりイライラします(^^;;ところが、授業で生徒達と触れ合い、指導し、生徒達が出来なかったことが出来るようになれば、すべてのイライラが解消されます。そういうことがこの仕事をやめられない理由の一つなのでしょうね(*^_^*)

 

4月27日(水)

塾のお友達と比較し始め、出来ないと恥ずかしいという感覚を持ち始めてしまったようで、うまく質問も出来ませんがどのようにしたらよいかという相談を小学生の保護者から受けました。友達と比較し始めたことは、自分を客観視出来るようになった成長の一過程だと思います。

あとはその比較をどのように導いてあげるかが、親御さんや先生の手腕だと思います。単に数字だけの捉え方をするのか、勝ち負けだけを評価するのか、モチベーションを上げるための材料とすることが出来るのか、同じ比較でも考え方次第で、いい方向へも、好ましくない方向へもいくことがあります。

質問に関しても、ただ恥ずかしがらずにどんどん質問しなさいというような指導ではどうかと思います。自分を客観視できるようになった成長の一過程なのですから、それを頑張ろうという気持ちに変化させながら、わかる喜びを体感させることが出来れば、自然と質問が出来るようになります。

 

4月28日(木)
いよいよ明日からゴールデンウィークと呼ばれる期間に突入します。大手企業などでは、明日から5月8日までの10日間の休みに入るそうです。フクダスタディーの自習室は期間中1日も休みませんよ。君達が1日でも多くやって来るのを待っています(*^_^*)

北中、北高、西高生にとってもゴールデンウィークです。この10日間を頑張り抜けたらいいことづくめではないでしょうか(^_^)第1回考査あるいは中間考査で高得点がマークでき、内面的な達成感を得られ、中総体、高総体への弾みにもなります。そして、中総体や高総体でも満足がいくプレーが出来たら、色々なことへのモチベーションが高まります。好循環を作り出すためにも、明日からが勝負です\(^o^)/

小論文講座を受講している人は、明後日が第1回目の課題締切日です。大手新聞社のデスクが添削してくれるなんて、普段はありえません。課題を出さずに、せっかくのチャンスを逃すことがないようにして下さい‼️

 

4月29日(金)
4月も明日までになりました。同時に5月連休がスタートしました。その割には自習室が少なかったような気がします。連休明けにはほとんどの人には考査が待っていますよ。連休宿題も出ていますよ(^^;;連休中で部活も忙しいことは重々承知しています。その中でも空いている時間はうまく自習室を活用して下さい。

自習室の開放時間はラミネートにしたプリントを毎月配布しています。しかし、それ自体をどこに置いたかわからないという人がたまにいます。そういう人たちのために、ホームページにもアップすることにしました。ホームページの生徒・保護者へのお知らせのバナーをクリックしてみて下さい。ラミネートプリントと同じ物がアップしてあるはずです(*^_^*)

5月29日まで長崎県美術館で開催されているチェコ出身の画家、アルフォンス・ミュシャ展。5月のスケジュール帳とにらめっこしながら、いつ行こうか考えていますが、なかなか調整が難しい状況です。しかし、流麗な曲線で描かれた魅惑的な女性像を学割を使って見に行くと決意しました(*^_^*)

 

4月30日(土)

高校生の数学の指導をしていると、多くの生徒達は一つの解き方で満足してしまう傾向にあります。何のために数学をやっているのかを考えたときに、そういう学習をしていると単なるセンター試験で点数を取るために数学をしているに過ぎません。高校でやっている数学自体は日常生活であまり役に立ちません。しかし、数学を学んで培った論理力は生涯の財産になります。どうせなら今やっていることがあとあとまで役に立つような脳の仕組みを形成した方がいいのではないでしょうか(*^_^*)

幾何学というものは古代世界において土地を測ることから発祥しました。数学の起源のかなりの部分が測量であるといっても過言ではありません。諸種の知識が体系化されていき、ギリシャ人がそれに論証を与えたことによって、幾何学という学問が生まれたのです。体系化された学問だからこそ論理性と結びつくのです。

数学は科学の女王であるというのはガウスの有名な言葉ですが、数学は諸事の思考過程の基盤であると私は思っています。パソコンで言えばOSにあたります。新しいことを発明しろと言っているわけではありません。こちらから考えたらこうなるけど、別の角度から見たらこうなるというふうに、ちょっと余裕を持って考えてほしいと思います。